組織概要
( 理事長あいさつ )
日ごろは、公益財団法人草津市コミュニティ事業団に格別のご理解とご協力をいただき、厚く御礼申しあげます。 令和5年12月 公益財団法人草津市コミュニティ事業団 理事長 辻川 明宏 以下は、私たち、草津市コミュニティ事業団を紹介した冊子「Back‐up」の冒頭の文章です。私たちの想いを掲載しておりますので、ぜひお読みください。 「かたい名前で柔らかい仕事」 公益財団法人草津市コミュニティ事業団。これが私たちの名前です。漢字が12文字。どの字も何だかカクカクしていて、いかにも硬い。それに「コミュニティ」ってカタカナ。よく聞く単語でありながら、あいまいな言葉です。極めつけは最後の「事業団」。会社でもなければ行政でもない。「なにか事業をする団体なんだな?」ぐらいのイメージをした人は良い感覚の持ち主です。総じて「わかりにくい。何をしている団体なのか」。質問とも、お叱りとも受け取れるこんな言葉をよく聞きます。どうもそれは名前のせいだけではないようです。 私たちの仕事はここ、草津で「まちづくり活動」と言われる市民の皆さんの頑張りを応援すること。応援といっても単に旗を振るのではありません。様々な事業や相談などを通じて、時には寄り添い、時には導き、下支えしたり、一緒になって乗り越えたりと色々な形で支援します。つまり、私たちの仕事の相手先はいつも人。「私たちが暮らすこのまち草津を少しでも良くしたい」 根っこにある“思い”は同じでも、一人ひとりの考え方や経験が違うと、まちづくりのアプローチも変わります。当然、それを支える私たちの仕事のやり方も一つひとつ異なります。そのせいでしょうか、どうも私たちの仕事は皆さんに伝わりにくいようです。でも「わかりにくい、伝わらない」のは名前のせいや仕事の性質だけだろうか。私たち自身も伝える努力をちゃんとしてきただろうか。ちゃんと伝えよう──。その一歩としてこのパンフレットをお届けします。 もう一つ、私たちを知ってもらいたい理由があります。平成26年7月1日、「草津市協働のまちづくり条例」というルールが施行されました。どれだけ素敵なまちでも、まちには色々な困った問題があります。多くの人の困りごともあれば、特定の少数の人にとっての困りごとだってあります。そうした困りごとの解決には市や関係機関、市民、当事者などが単独で取り組むより、それぞれが互いの得意なことを持ち寄って、連携や協力をした方が、より高い効果が期待できることも少なくありません。「協働」と呼ばれるこれらの取り組みを力強く、そして具体的に進めていくために、この条例は生まれました。そして、この協働の取り組みをバックアップするための組織として、私たち草津市コミュニティ事業団と社会福祉法人草津市社会福祉協議会が草津市から指定されました。これを中間支援組織なんて言い方もします。つまり、これまで以上にこの期待と責任に応えるには、まずは私たちの存在を、その仕事を知ってもらわなければ、中間支援は始まりません。良い仕事ができないのです。パラパラとでも、このパンフレットを見ていただき、まずは私たちのことを知ってください。そしてあなたや、あなたのまちのことを教えてください。 公益財団法人草津市コミュニティ事業団。今日も私たちは、かたい名前で柔らかい仕事に取り組んでいます。 リンク (公財)草津市コミュニティ事業団 中間支援パンフレット Back‐up |
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